超低温液化ガス貯槽（CE）
エーテックの主力製品の一つがCEと呼ばれる超低温液化ガス貯槽です。
液化酸素、液化窒素、液化アルゴン、液化炭酸ガス、液化水素、LNGなどの超低温液化ガスを貯蔵し、一定の圧力で自動的に供給する装置です。
半導体の製造や、化学プラント、食品工場、医療現場など、私たち生活に欠かせないガスの供給を支えています。
年間の販売台数は、およそ250台、国内シェアは約6割になります。
製品説明
CEとは「Cold Evaporator（コールドエバポレーター）」の略で、内槽と外槽の二重槽構造です。
内槽は、超低温の液化ガスを貯蔵するため、低温下でも使用ができるステンレス鋼を採用。
内槽と外槽の間には、パーライトという断熱材を充填し、真空にする事で、外部からの熱を防ぎ、内槽に貯められた液化ガスが蒸発しにくい構造となっています。
また、CE内の状態を確認できるように計器が取り付けられており、圧力計は内槽の圧力を、液面計は液量が確認できます。
液化ガス製造基地から払い出しを受けた液化ガス輸送車(ローリー)から液を充填する充填バルブ、液を払い出す送液バルブなどの弁も配管と共に取り付けられています。
ラインナップ
- 標準CE
3kL、5kL、10kL、20kL - 大型CE
30kL、40kL、50kL、60kL、80kL、100kL、120kL、150kL、170kL - 二層式CE
7.2kL＋7.2kL
オーダーメイド
エーテックでは、お客様のご要望をお伺いし、ニーズに合わせた製品をご提案いたします。また、設計から製造まで自社で行います。